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カビを増やさない③ [カビ]

アレルギーと言えば「花粉」や「ハウスダスト」をイメージしますが、前回もお伝えしましたが、カビも原因になります。

特に梅雨の時期から夏にかけては、家の中のカビが急増し、アレルギーを起こしやすくなるので注意が必要です。

カビが原因で起こるアレルギー疾患は、空中に浮遊しているカビの胞子を吸い込むことによって引き起こされるもので、
気管支ぜんそくや鼻炎などがあります。
アトピー性皮膚炎の人は、汗や汚れ、ダニやハウスダストと並んで、カビも症状を悪化させる原因になりますので、注意が必要です。
生活空間にいるのは10~20種類ですが、室内でアレルギーの原因になるカビは次の4つ。

ススカビ〈学名:アルテルナリア〉
・壁などにスス状に生え、ぼんやり黒ずんで見える
・プラスチックが好物、湿気の多い浴室のシャワーカーテンやスノコ、椅子の裏側、洗面所、クー ラー内部のプラスチックなどに繁殖
・胞子がとても軽く空気中に飛散しやすく浮遊時間も長い
・胞子が大きいので鼻腔内に留まりアレルギー性鼻炎の原因になりやすい

クロカビ(クロカワカビ)〈学名:クラドスポリウム〉
・名前の通り黒いかび
・窓のサッシや壁、浴室、洗面所、トイレ、台所など、結露の多いところに生える代表的なカビだ が、まんじゅう、ケーキ、野菜などさまざまな食品や衣類にも生える
・空中に浮遊しているカビの中でもっとも多い

アオカビ〈学名:ペニシリウム〉
・色は、白、グレー、ピンク、黄緑、緑、青とさまざま
・パンやミカンなどの食品に生えることが多いが、皮革・靴、家具やハウスダスト、押し入れ、  畳、紙・書籍にもよく発生する
・中には、「マイコトキシン」というカビ毒を作り、肝臓がんや腎臓がんなどの原因になるもある

コウジカビ〈学名:アスペルギルス〉
・色は白、黒、黄など
・日本では、味噌や醤油などに使われ役に立つ種類もあるが、アレルギーなどの原因になる有害な コウジカビもある
・畳やカーペット、家具類や衣料品にも発生する
・アスペルギルスはどこにでもいる真菌で、たい肥の山、通気口、空気中のほこりの中などによく みられる。その胞子を吸いこむと肺に感染症(アスペルギルス症)を起こすことがあり、治療し なければ重篤な状態になることもある。

では、生活の中で一体どうすればカビ対策ができるのでしょうか?
次回にお話しします。


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