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夏場の快適な睡眠② [睡眠]

私たちの身体は知らず知らずのうちに、ホルモンに影響されています。

例えば睡眠中に多く分泌される成長ホルモンやプロラクチンは、 身体の修復を促し、寝ている間に疲労を回復してくれています。
また、決まった時間に分泌されるホルモンもあります。

コルチゾール、というホルモンは明け方に特に多く分泌され、
これから始まる1日に向けて身体を覚醒モードに近づけ、動くための準備をすすめる働きがあります。

生活習慣が乱れ、明け方になって寝る…ということがあると、
眠ろうとする一方で、コルチゾールが分泌されるので身体は覚醒モードに。

そうなると、寝つけたとしても睡眠の質が悪くなり
長く寝たのに疲れがとれない、なんだかぼーっとする、という状態に陥ってしまいます。

やむを得ない場合を除き就寝・起床時間は一定に保つよう心掛けた方が、
ホルモンバランスが整えられ、身体の調子も良くなります。

ところで、睡眠不足は食欲にも作用することをご存じですか?

身体の脂肪細胞から分泌されるホルモン「グレリン」は食欲を増進する作用があり、
寝不足になるとより多く分泌されます。
逆に食欲を抑えるホルモン「レプチン」は寝不足になると分泌が減ってしまいます。

徹夜明け、無性にお腹が空いたり、食べてもあまり満腹感を感じなかった、という経験はないでしょうか?
これは実は、ホルモンの作用による身体の正直な反応です。

逆に、生活リズムを整え、適切な睡眠を取ることは、体調を整えるだけでなく、
感情や食欲などもコントロールすることにもつながります。

いきいきと毎日を過ごすために、ぜひ普段の生活リズムと睡眠を見直してみてはいかがでしょうか。



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夏場の快適な睡眠① [睡眠]

『快適な寝床の温度は何度?』

だんだんと暑さが体にこたえる季節になってきました。
夜もぐっすり眠れず、夏バテ気味になってきた人もいるかもしれません。

一体寝苦しい夜をどう乗り切っていけばいいでしょうか。

暑いからといって冷房をかけっぱなしで眠り、余計に体がだるくなったり、風邪をひいたりしてしまったことはありませんか?

実は、睡眠中は代謝を低くしようと体が働くために、体温が自然と下がっていきと、
室温を一定にしていても寒く感じてしまったり、体調不良につながってしまいます。

それでは一体どうしたら快適に眠れるでしょうか?

快適に眠るために大切なポイントは温湿度管理にあります。
快適な寝床は温度33度・湿度50%、夏場の快適な室内温度は26度以下といわれています。

真夏の夜は汗をかきやすいということもあり、すぐに寝床は湿度80%以上になってしまいます。
また、人間の皮膚温度は34~35℃のため、寝床温度がそれを上回ってしまうと暑苦しく感じて、眠りにくくなってしまいます。

私たちの身体は、眠りに入るタイミングで体温を下げようとするため、 汗を盛んにだし、身体の表面温度が高くなるので、眠り始めの温湿度管理が大切になってきます

それでは、上手に温湿度管理し、寝苦しさを解消するためにはどうしたらいいでしょうか?

ポイント①エアコンを活用し日中にため込んだ熱を取り除く

夏のお部屋や寝室は、昼間のうちに直射日光などからの熱を溜め込んでいることが多く、
床に就く前に、寝室やベッドの熱を取り除くことがおすすめです。

眠る1〜2時間前に、少し設定温度を低め(25度前後)にしてエアコンをかけ、壁やベッドを冷やしましょう。
また、押し入れやクローゼットの中にも熱がこもっているので、開け放ち、熱を放出しましょう。

ポイント②エアコンの温度設定とタイマーでの室温管理

就寝するタイミングで設定温度を上げ(26度から28度)、3時間程度で切れるようにタイマーを設定しましょう。

眠っている間に体温が下がるため、室温が一定でも寒く感じ、体調不良にもつながります。
日中の熱気をしっかり取り除いておくと、タイマーが切れても室温が急上昇しにくくなり、蒸し暑さで目覚めることが少なくなるでしょう。

ポイント③寝具での湿度管理

心地よく眠るためには、吸湿・透湿・放湿性に優れ通気性のよい寝具やパジャマにすることがおすすめです。

「いぐさ」や「麻」、「そばがら」などの自然素材のものや、
冷感や涼感をうたった敷きパッドやシーツなどもあるので、お気に入りをみつけてみましょう。


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