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便潜血と大腸カメラ [健康管理]

日本人の2人に1人が生涯のうちにがんになり、3人に1人ががんで死亡するほど、身近な病気のがん。

最新のがん統計によると、男女別に分けると順位は変わりますが
男女を合わせた罹患率の順位は

1位は大腸がん
2位が胃がん
3位が肺がん

となっています。昔は胃がんが一番でしたが、最近では大腸がんが急増しています。

排便時の出血には要注意!排便時の出血の原因のほとんどは痔ですが、ポリープや大腸がんの可能性もあります。
目に見える出血はすぐに気が付き、心配して病院にいきますよね。
しかし大腸がんの出血は、決して目に見えるものばかりではありません。

便潜血検査では、微量でも血液が便中に混じっていないかどうかを見つけることができます。
検査の結果が陽性の場合、便に血液が混じっていたという事です。
便潜血陽性という結果が出たら、「痔かな?」と自己判断をせずに
医師と相談をして大腸内視鏡検査を受けるようにしましょう。


ところで、大腸内視鏡検査がどんな検査か知っていますか?
胃カメラとは違い、検査を受けたことがある人は少ないと思います。

大腸内視鏡検査は小型の内視鏡カメラを肛門から入れて大腸内の中を観察する検査です。
大腸の中を鮮明な画像でみることができ、
ポリープをみつけた場合には切除や生検(精密検査をするために組織を採取してくること)もできます。

簡単に検査の流れをご説明します。

・検査前日の就寝後から検査前までお食事はストップ!
・下剤を内服して腸の中をからっぽに
・鎮静剤を注射しリラックした状態へ
・肛門から専用のカメラを入れて検査
・鎮静剤の効果が切れるまで休憩をして終了

検査時間はその人それぞれですが、
スムーズにすすめば検査自体は20分程度で終了することもあります。

大腸がんは早い段階では自覚症状はほとんどありません
今回、便潜血検査で<要精密検査>の結果と共に再検査の案内を受け取った方は、
早めに病院に相談しましょう。



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