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歯周病を防ごう② [健康管理]

喫煙と歯周病の関係

歯周病の原因となる生活習慣の中でも、とくに「喫煙」の影響は大きく、 次の理由から歯周病を発症・悪化させるといわれています。

① 唾液の分泌が減り、口腔内が不潔になる
口が不潔になり、歯垢(プラーク)や歯石がつきやすくなります。

② 歯ぐきの血流が悪くなる
歯ぐきに酸素や栄養が行き渡らずに抵抗力が弱まり、歯周病が進行しやすくなります。

③  歯の表面にタバコの成分が付着する
歯垢がとてもつきやすくなります。

こんなデータも…
・タバコを吸う人は、吸わない人に比べて3倍も歯周病にかかりやすく、歯を失う人の数も2倍である
・喫煙本数と比例して歯周病が悪化する
・喫煙者は「歯周病の症状である口臭」に対する関心度が低い


歯周病と身体の病気

歯周病は、全身疾患と関係していることがわかっています。 歯周病の原因となる細菌は、口の中から血管内に簡単に入って全身をめぐり、次のような病気に影響を与えることがあります。

   歯周病3.jpg

歯周病の予防がこれらの病気の予防にもつながるといわれています!

お口の健康を守るには?

歯周病予防の基本は、歯垢をためない・増やさないことです。

① 毎食後、歯を磨く 歯垢(プラーク)は、粘着性が強く、うがいをした程度では落ちません! 歯垢は食事をするたびに歯に付着しますので、毎食後、歯を磨きましょう。 歯間ブラシやデンタルフロスなどを使い、丁寧に、そして確実に歯垢を除去しましょう。

② 定期的にクリーニングやメンテナンスを受ける
歯石は歯垢が石灰化したものです。歯磨きだけでは取りきれないため、 定期的に専門的なクリーニングを受けましょう! 歯周病の進行度や口腔状態にもよりますが、 年に1~2回は歯科を受診しましょう。

③ 禁煙にチャレンジする タバコを吸う人は、ぜひ禁煙にチャレンジしましょう!


歯周病の予防には、

日々のセルフケア(歯ブラシ習慣、規則正しい生活習慣)
           +
定期的なプロによるケア(歯ブラシ指導、歯石除去)
                が有効とされています。


歯周病は生活習慣病であり、予防できる病気です。
お口の健康、そして全身の健康のためにも今日から歯周病予防を始めましょう!



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